捕手?野手?どっち?

2017年8月16日更新

復帰早々に2安打3打点。埼玉西武・森友哉は15日の対楽天で今季初出場、7番指名打者で勝利に貢献した。

昨季は先発80試合中、22試合は捕手としてスコアボードに名を連ねた森。「打てる捕手としての期待」と「野手転向のススメ」、入団直後からファンの頭の中も2つの選択肢で揺れている。(※捕手も野手だが、ここでは内外野手のこととして記述する)

今季、西武は残り40試合にしてペナント争いの渦中にある。炭谷や岡田が、森に捕手の席を明け渡す理由がない。「捕手か野手か」問題は一旦封印され、指名打者での出場がメインになるのだろう。

高木大成は2年目に

96年、西武に入団した高木大成はポスト伊東として期待された。打てる捕手、さらに足がある。当時は黄金時代を支えた選手がチームを離れ、新たな常勝ライオンズへのチーム作りが行われていた最中。優勝争いから離脱したこともあるが、シーズン中盤から先発機会を増やし、夏場には3番・捕手・高木大成が定着した時期もあった。しかし翌年、開幕直後こそ捕手での先発出場が何試合かあったが、5月から一塁にコンバート。内野手として再スタートを切り、同年からの連覇に貢献。その後は外野も経験するが故障が多く、実働僅か9年で引退。それでも松井、大友、高木大成の時代を築いた印象に残る選手であった。

開幕先発も経験した和田一浩

左翼手として02年の西武リーグ優勝に貢献、中日では落合黄金期の後半を支えた和田は、01年に開幕先発捕手を務めている。投手は松坂大輔。しかし、シーズンを通じて先発捕手出場は15試合に留まる。翌年、就任した伊原監督によって外野一本で勝負することになる。この判断が2000本安打達成者を一人生みだしたと言って良いだろう。

文/梶田陽三

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