鵜久森物語第2章、代打サヨナラ満塁本塁打。そして大松物語の始まり・・・

2017年4月3日更新

2015年に北海道日本ハムを自由契約、2016年から東京ヤクルトのユニフォームを着る鵜久森淳志。4月2日の対横浜DeNA、延長10回裏1死満塁で代打に起用されると、相手投手須田の初球を振り抜き左翼席へ。代打サヨナラ満塁本塁打―

代打サヨナラ満塁本塁打は史上16人目、球団では1982年の岩下以来2人目のこと。鵜久森自身の通算本塁打11本のうち、満塁が2本目で、代打は3本目。昨年シーズン序盤、先発出場のチャンスでいきなり移籍1号を放った。しかし、程なく抹消。しばらく二軍での調整が続いた。終盤に再び昇格すると、畠山の故障もあり一塁での先発出場機会も与えられた。結果的に自己最多の一軍出場数。本塁打も自己最多タイの4本を記録。これが自由契約から這い上がった、鵜久森物語の第1章だった。

鵜久森は昨季まで、二軍通算86本塁打を放っている。2ケタ本塁打4度、2009年には20本塁打を放った。一軍でのチャンスも無かったわけでもない。2012年に1試合2本塁打、その後の打席でも本塁打を放ち、3打席連続本塁打という離れ技も。それでも一軍に定着は出来なかった。

監督はこれからも右の代打の切り札として期待しているようだが、WBCでバレンティンを欠くオープン戦では3番を打つことも多かった。未完の大器― そんな言葉を背負って来た男が、いつか先発メンバーに名を連ね本塁打を量産する、鵜久森物語の第2章に期待したい。

鵜久森の代打サヨナラ満塁本塁打の試合、9回裏に代打で安打を放ったのが千葉ロッテから移籍の大松。2016年シーズンオフに自由契約となり、テスト入団でヤクルトのユニフォームを着た。

2008年に24本塁打、同年から3年連続で2ケタ本塁打を放った選手も、故障や不調で近年は一軍出場が激減していた。鵜久森と一軍実績は全く違うが、大松もまた、プロ野球のユニフォームを着て一軍の舞台で活躍するチャンスを得た。これから始まる大松物語も、プロローグから第1章へとページをめくる―

文/カジさん

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